ランス9攻略&レビュー

微妙にネタバレの入ったキャラの紹介&評価のコーナーです。
未クリアーの方が見ると、ストーリーの面で面白さが半減するかもしれませんが、
全て自己責任にてご閲覧ください。


各キャラクターにおける考察

ゲームを進行するにあたって各キャラについての特徴や運用方法などについて記してみる。
●各項目評価
どのキャラがどういった戦闘に向いているかなどを列挙してみたい。


・対単:単体に対する戦闘力評価
HPが高い戦闘力の高い個体が出てくるステージに対する適正として参考になるかも知れない評価。


・対多:大勢の敵に対処できる戦闘能力をどれだけ有しているかの評価(必殺技などの固有の特殊能力も含む)
敵の個体数が多いステージにおける適正として参考になるかも知れない評価。


・長期戦:生命力が高いか、回復能力を有しているかなどを総合的に判断した上での長期戦に対する適正評価
戦いが長くなりそうな場合に参考になるかも知れない評価。
ステージによっては敵が1体しか出現せず、短期で終わってしまうものも存在しており、
この場合は、長期戦向けのキャラは出撃しなくとも平気であると判断できる。
逆に、長期戦になりそうな場合はこういったキャラは絶対に出撃させるべきである。


総合:最終的にそのキャラがどの程度重要なのかを表した評価
やはりこの手のゲームは最終戦に至ると同時に物凄く重要なキャラから
いてもいなくても変わらないようなさして重要じゃないキャラに至るまで
ランク付けできてしまうのではないかと思われる。
特にこのゲームではアイテムによる戦闘力修正が大きいので、
重要なキャラから順に装備させる事を強く推奨する。


ランス 対単:A 対多:B 長期:A 総合:S
最初からラスボス戦に至るまでメインキャラとして超重要かつ、
超強力なキャラである。
特に攻撃力を重点的に成長させるとラスボス戦でこの上なく役に立つ。
イベントでの戦闘でも最も登場回数が多く、
必殺技のランスアタックによる範囲攻撃も
リックのそれには及ばないものの強力であることには変わりはない。
アイテムも攻撃力がアップする物を優先的に装備させれば
戦場でも大活躍するであろう事はまず間違いない。


ミラクル 対単:B 対多:S 長期:B 総合:S
ランス同様、最重要キャラとしてパッと思い浮かぶほどのキャラである。
特に多人数を相手に戦いを強いられる場合において、
比類なき力を発揮する。
対多戦闘能力は申し分ないが、後衛キャラだけあって耐久力に難があるので、
長期戦を展開する場合には注意が必要である。
アイテムには魔力を増幅するタイプの物を持たせれば、
必殺技に限らず、通常攻撃においても
数多くの敵を倒してくれるであろう。
また、再行動が発動すると最も嬉しいキャラの一人でもある。


かなみ 対単:B 対多:C 長期:B 総合:A
全キャラの中で唯一『敵をすり抜ける』能力を持つ。
その為、再行動が発動するなどすれば、
場合によっては最初のターンでいきなり敵の最後方につけて、
敵の弓兵や魔法使いなどの後衛部隊相手に斬り込める。
回避も高いので命が続く限り、敵の最後方に居座りつつ、
敵の遠距離部隊などを攻撃し続ける事も可能。
必殺技は攻撃範囲は広いが威力が極端に弱いので、
よほどの事が無い限り使わない方が無難。


リック 対単:A 対多:A 長期:A 総合:A
火力・生存能力・必殺技における広大な攻撃範囲に裏打ちされた対多攻撃能力。
全てにおいて高いレベルでまとまっている万能戦士。
まさに『リーザスの赤い死神』。
欲を言えばもっと素早く動けて、かつねばる事が出来れば完璧なのだが、
そうでなくても十分以上に強い。


チルディ 対単:S 対多:C 長期:B 総合:A
必殺技が単一の個体に対して最強の攻撃能力を有するユニット。
強力なボスが出現するステージに最適である。
反面、再行動率が比較的高めとは言え多数を相手にするのは不向き。
前衛キャラの中でも生存能力(=タフさ)は平均以下である事も否めない。
能力を上げようとするなら連続攻撃を見越した上での攻撃力が中心か。


志津香 対単:B 対多:A+ 長期:B 総合:A
ミラクルの下位互換な印象を受けるかも知れないが、
狭い通路で戦う時など、
地形によってはミラクルよりも遥かに重要度が増す重要キャラの一人。
HPを強化するアイテムを持たせてタフガイにするのも面白い。
因みに初回プレーではHPが唯一200を超えて、
全キャラの中で最もHPの高いキャラになってしまった。


ルシアン 対単:C 対多:E 長期:S 総合:A
対単数の味方に対して最も高い回復能力を有している。
ラスボス戦を含めて長期戦には必須のキャラ。
攻撃能力を上げれば、弓兵として戦車の副砲のような働きも期待できる。
止めを刺し損ねた敵に止めを刺す事により、
敵を無力化、敵の攻撃を封じるのもまたこのゲームにおいては重要なファクターである。


パットン 対単:C 対多:E 長期:A 総合:B
成功率が低いものの最も広範囲にわたって挑発ができるキャラ。
ただ、素手である為か攻撃力は低く、それを高める必殺技も持っていない。
(正確に言えば持ってはいるのだが、通常使える状態にはない)
また極端に魔法防御が低いのでアイテムを持たせるなど何らかの対策が必要。
このゲームでは後衛は敵の遠距離攻撃に極端に弱いので、
その点において広い範囲にわたって挑発できる能力のあるユニットは貴重なのかも知れない。


ヒューバート 対単:C 対多:D 長期:A 総合:B
パットンと並び評される頑丈な壁役。
敵の直接攻撃からか弱い後衛を守ることこそが最大の存在意義と言っても過言ではない。
その為、壁役にとっては、敵を倒す事よりも、
『ただその場に存在して敵の侵入を防ぐこと』が最重要なミッションとなる。
大抵は『挑発』コマンドを入力する事になるであろうと思われるが、
その場に動かず、何もしないで行動を終了する事も少なくない。
ガード職の挑発コマンドは何度でも実行できるうえに
通常、ピンポイントで高い確率で敵の攻撃を引きつける事が出来る。
故にその対象は弓兵や魔法部隊に対して行われるのがセオリーである。
ただ、その数があまりにも多い場合は、
魔砲か、強力な後衛からの攻撃か、かなみの暗殺行動で減らしていくしかない。
それでも挑発しきれなかった漏れの部分が後衛のダメージとなってしまう・・・。
下手をするとボウガン一発で後衛の魔法使いなどは倒されてしまうので、
敵の後衛部隊への牽制はよく考えて行われなければならない。


戦姫 対単:B 対多:C+ 長期:S 総合:B
このキャラを一言で評するならば『不屈の闘魂』が最もしっくりくる。
倒されても倒されても立ち上がる長期戦の鬼である。
蟹玉を与えればそれに更に拍車がかかる。
また、全キャラの中で唯一2マス先に通常攻撃を行える長レンジ武器を装備している。
この為、非常に使い勝手がよく、
特にラスボス戦においてもその存在価値が飛躍的に高まっている。
火力が低いのが重要度を下げる要因ともなっているが、
アイテム等で補えれば想定以上の働きを期待できるかも知れない。


ピッテン 対単:C+ 対多:C 長期:A 総合:B
某キャラ曰く『金ピカ』。
一言で評するなら『対魔法避雷針』。
このキャラの最大の存在意義は、魔法使いに対する『挑発』行動で
他のキャラの『避雷針』になる事である。
必殺技は強くはないので、ゲージが勿体ないと考えるなら
他のキャラを優先するのが良いと思われる。


フレイア 対単:C 対多:D 長期:B 総合:C+
ザクとは違うグフである。
故に電気ムチで敵を痺れさせ一回分の行動を無効化するのが最大のウリである。
一回しか使えないが、
使い所を考えれば非常に有効的な戦術を展開できる。
かなみとは異なり、敵をすり抜ける能力はない。
また、一撃で敵を倒す特殊能力を有してはいるが、
確率は非常に低い為、これはアテにはしない方が良いであろう。
かなみ同様、回避能力が高い為、生存能力が高く、
壁役として使ってみてもチルディやアルカネーゼ以上に機能するであろう。


アルカネーゼ 対単:C 対多:C 長期:C 総合:C
凡庸な戦士である。
ラストまでこのキャラを中心としたミッションは存在しないので、
特にパワーアップを意識する必要はない。
余ったアイテムが出たら回してやる程度に考えていれば問題はないであろう。


クルックー 対単:E 対多:E 長期:B 総合:C
範囲回復能力を有する唯一のユニットである。
但し、使用回数、回復量共にルシアンに比して大きく劣る。
また、ルシアンのように遠距離攻撃もできず、
攻撃力も乏しい為、攻撃面では全くと言っても良い程期待はできない。
回復能力を有しているとは言え、
重要度はそれほど大きくはないので、
当然に、アイテムを回す優先度は低いと判断せざるを得ない。


ロレックス 対単:C 対多:B 長期:B 総合:C
オルオレと共にかなり最後の方で仲間に加わるキャラ。
その為、活躍できる場面も少なく評価も難しい。
取り敢えず、余ったアイテムがあったら回しておいても良いであろう。


オルオレ 対単:D 対多:E+ 長期:C 総合:C
ルパンさんせ・・・いや、ロレックスの忠実な部下である。
ロレックス同様、かなり最後の方で仲間に加わるキャラ。
回避能力が高いので壁としてもある程度は機能する。
ただ、活躍できる場面が非常に少ないので何ともコメントしようのないキャラでもある。
データを引き継いだうえでの周回プレイなら見せ場を作れるか?


ピグ 対単:D 対多:D 長期:D 総合:D
分裂して最大8体になっても攻撃力などの他のパラメーターはそのままだが、
最大HP低下を繰り返す上に個々の攻撃力も攻撃範囲もパッとしない。
低いHPを回避で補いつつ攻撃も手数で補えれば辛うじて使えるかも知れないが、
魔法攻撃は今作は絶対に避けられない+威力もブレないので
魔法を使ってくる相手にはほぼ無力。
アイテムの類も一切装備できないが、できたとしても回す気にもなれないので、
このキャラについては殆ど気に掛ける必要も無いであろう。
極端な話、総合ランクがD以下のキャラは全く存在しなくても戦局には殆ど影響はない。


透琳 対単:D 対多:E 長期:D 総合:E
必殺ゲージを最大化する必殺技も最後の最後まで一度も役に立つことは無かった。
今作はガンナーは全くと言って良いほど空気になるのではないかと思われるほど弱い。
後方に控えさせておいて味方が攻撃を受ける際に稀に無効化する事くらいしか役に立たない。


マリア 対単:D 対多:D+ 長期:D 総合:E
これまでのシリーズではそれなりに戦力になっていたマリアも、
今作に至っては全くと言って良い程、いいとこ無しの印章を受けた。
序盤の仲間が少ないうちはまだ重宝するかもしれないが、
より強力な仲間が加入してくるであろう中盤以降は完全に空気になるのではないかと思われる。


マイトレイア 対単:D 対多:B 長期:C 総合:―
このキャラについては多くは語るまい・・・。


ハンティ 対単:C 対多:A 長期:C 総合:―
マイトレイアとは別の理由でこのキャラについては多くは語るまい・・・。


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